情報の受信感度【薫風通信】タスクサポ―トメールマガジン

聞いた話ではあるが、

自家用車で、例えば赤いプリウスを買ったとする。

買う前は、赤いプリウスなんて、
市内では見かけないなと思っていた。

しかし、買ったあと、
市内には赤いプリウスばかり走っているではないかと感じてしまう、

実際は、買う前も赤いプリウスは同じように何台も走っていたはずだ。

しかし、買うまでは気にも留めなかった、
だから、そんなに多く走ってないと感知していた。


自分で買うことで、
「赤いプリウス」に対する受信力が飛躍的に上がったために
気に留めるようになったと考えられる。

気に留めることで
情報の受信力が飛躍的に上がるのである。


この効果をビジネスで考えてみると・・・

社員にはお客づくりを経営の目的として考えてもらい
目標は、行列ができるほど人気店となること
この目標でお客づくりの目的は可能性がなるだろう。

次に、この目標を達成するために
戦略、つまり、基本方針と範囲を設定する。
どこの誰に何を売るのかを決め、
どのようにお客活動を進めるのかの
方針を全社員に浸透させる。
ペルソナまで設定すると、
より高く焦点が定まる。

このように焦点が決まると、
社員は、その部分についてよく考えるようになり
認識もたかまる。

そして、その課題に対する情報に気づくようになる。

これまで、普通に存在していたが気づかなかった些細な情報にも
重要さを認識することで、
受信力が上がり、
情報をキャッチするようになる。
そうしていくことで、会社の示した方針どおりに組織全体が動き出し、
よりよい成果に結びついていく。

何かに焦点をあてさせてやることが大事だなと思います。

その説明をするのにも、
事業計画の作成は、
経営者にとって重要な仕事だと思う。

12月だ。来月から新年度。
会社の方針の確認と見直しを急がねば!

わが社も計画書の表紙は用意した。りっぱなやつだ。
中身がまだだ。

急がねば!!