経営トップの会「経営道場一心会」月例会(H26年12月)開催しました。

東京から大野和徳先生をお呼びして、参加者の経営状況について討議しました。

一心会は一方的なスクール形式ではなく、ロの字型に机を配置した討議形式です。お互いの会社の経営状況について討議するものです。
今回は事業領域(事業ドメイン)について確認し、さらにスパイラルアップできるように、自社の事業レベルを高めていきます。
天神パークビルの貸し会議室で、毎月行っています。(H27年2月から場所をアクロス福岡会議室に移動します。)
次回は、1月23日金曜日13時から18時まで。参加ご希望の方は岡本まで、ご連絡下さい。

エゴグラムとは個人の習性や強み弱みを分析する手段です。性格占いというわけではなく、現時点での考え方や勘定の持ち方を分析することで、これからどのように自分を改善していき、ビジネスに対応していこうかというものです。ですので、自分改善の努力の結果、1年後には、エゴグラムの結果が違ってくるのは当然です。この点で性格占いとは違います。

事業の構造・コアコンピタンスとは、事業の生存領域である事業ドメインを、顧客やニーズ(C:カスタマー)、事業の提供価値(V:バリュー)、事業の強み・価値創造力(CC:コアコンピタンス)の3要素で分析し、事業モデルが成り立っているか確認することです。この3要素はCVCC分析として、自社のビジネスモデルを解明することに用います。これらの要素を中心にスパイラルアップしていき、ビジネスモデルを高度化し、磨きあげることで、事業を発展・成長させていこうというものです。

この分析をしていくと、思っていたより、自社の事業のビジネスモデルが弱く、貧弱であるか気づくことがあります。ここから、ビジネスモデルを修正し、あるべき発展した姿を想定し、ビジョンとして具体的なビジネスモデルとして位置づけ、現実とビジョンとの差を埋めるために経営改善計画を立て、自社を変革させていきます。そうすることで、成長を加速させることができます。松下村塾の吉田松陰が伝えているように、いい計画をたて実行することで、ビジネスの成長に結びつけようというものです。