こんにちは!
タスクサポートの岡本です。

前回のメルマガでは
事業モデルを言語化しようと
お伝えしました。

では、どのような骨組みで
言語化していけばいいでしょうか?

それは経営計画書を基本的な手順にしたがって
作っていけばいいのです。

例え話ですが、
家を建てるとき、
設計図をもとに
大工さんと打ち合わせして
思い通りの家を建てていくと思います。

初めに設計図ありきですよね。
惰性だったり、記憶を頼って家を建てることもできるでしょうが、
やはり家主の思惑通りには家が建てられないと思います。

会社も同じですが、
会社の場合、先に会社ができあがっていて、
あとから会社の設計図を作るって感じになりますね。
うまくいっているように見えるけど、現状は
社長が長期間不在になると、
指示待ち人間が多い会社だったら、業務が停滞しますし、
また、外部経営環境が悪化すると
自己修復ができない組織ができあがっていたりします。

そんなときも、まずは会社の青写真というか、
現状の会社を描写した設計図を作ってみようというのが
私の考えです。
そして、その設計図をもとに改善をしていこうというものです。
現状分析と改善計画です。

その時に大事なのが、
会計中心の経営計画書ではなく、
お客づくり中心の経営計画書を作るということです。

経営計画書をイメージしてもらうと、
9割以上の皆様が会計中心の経営計画書になっているようです。
粗利が生まれる仕組みづくりを説明できていて、
それをみたら社員が理解できることが大事です。
その説明を読んだら、社員はお客づくりのために
精神を集中し活動していきます。
そしたら、粗利益がどんどん会社に入ってきて
業績がよくなります。
全社一丸となって、同じ方向を向き、力を結集することで
業績改善ができます。
なので、経営計画の骨組みとして、
お客づくりの仕方や、それを段階を追って説明してあることが
良い経営計画書だと思います。

お客はだれか?
どこにいるか?
お客のどんなお困りごとやニーズに応えているか?
当社はそれを解決できる商品を持っているか?
見込み客を創出するためには?
見込み客から顧客へと転換するにはどうすればいいか?
顧客を維持していくためにはそうすればいいか?

このようなことが設計書に書いてあることが大事だと思います。
もし、設計ミスがあったり、強度不足だったり、
ポジショニングがずれていたり、
お客つくりがしにくいものだったり、
設計書を見て、不足しているなと感じたら、
改善策を講じて、改善計画を作っていきます。

「机上の空論」は、よい意味で使われませんが、
机上で設計書をなんどもみて、
何回転も空で経済取引を回転させてみることで
設計ミスや不具合も見つかってくるので、
ビジネス上は有効なことだと思います。



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 作ってみよう!事業計画書
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私が主催している、
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★私の中の定義ですが、
事業単位で作成する計画書を事業計画書と呼び、
会社は複数の事業を持つことがありますが、
その事業をまとめて、会社で一つつくる計画書を
経営計画書と呼んでいます。
事業が1つしかない場合は、
事業計画書も経営計画書もほぼ同じとしています。